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目からウロコ

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韓国(日記とその続き)


02/2/5(火)日記「韓国旅行」とその続き

格安旅行がウリの旅行会社で2泊3日のツアーを申し込んだ。
ソウルまで直行便で行くという話だったのに、空港につくと、
釜山経由の航空券を渡された。1-2時間のロスだが、まぁ仕方ない。
ランクアップしてビジネスクラスのシートに座らせてもらった。
経由便になったお詫びらしい。

空港に着いて驚いた。ニンニクの臭いがする。
空気そのものにニンニクを感じた。なかなかスタミナのある国だと思った。

1日目は免税店巡りのバスに乗らされた。
これは参加しなくてはならないツアーだった。
ワタシも友も、さほど買い物に興味がなかったので、
他のお客さんのようには連れていき甲斐のない客だったに違いない。
添乗員のお姉さんも、ヒマそうにしているワタシらに気を使って話し掛けてくれた。
その年の韓国は暖冬で、ワタシらが恐れてたほどは寒くなかった。
ソウルは北海道に匹敵するほど冬は寒いのだ、とお姉ちゃんは話していた。
そして韓国語の挨拶を教えてもらった。
「アンニョンハセヨ」とか「カムサハムニダ」とか。
お姉ちゃんは日本によく遊びに来るらしい。
日本の大学に留学したこともあるとのこと。
お金がたまったら、また日本語の勉強に留学したいとおっしゃっていた。
いやいや、十分よく分かる日本語だった。
向学心あふれるお姉ちゃんで、たいへん清々しい気分だった。
夜はカルビ食べ放題の夕食だった。これもツアーに付いていた。

2日目は午前中に垢スリエステ、昼食ホテルにて石焼きビビンバ。
ここまでが団体行動で、あと午後から最終日の午後、ホテル出発まで自由行動だった。

さて垢スリエステ。宿泊したホテルでのサービスだった。
まずはシャワーで身体を洗う。
そして約10分ほどお湯につかって、肌をあたためる。
そのあとスチームサウナ室で、垢スリ職人に呼ばれるまで待つのだった。

モリユも友も同時に呼ばれた。そしてワタシらは同時にかたまった。

職人は、黒い下着をつけたオバチャンだった。

黒いブラジャーに黒いパンティ。
パンツではない、悩殺パンティ。
スケスケである。
しかもピチピチである。
お腹のお肉もブラジャーからはみ出さんばかりの勢いだった。
でも顔には満面の笑み。
促されるままに、黒い狭い手術台のようなところにゴロンと横にされた。
衝撃のあまり、このあたりあまり意識がない。
我に帰ると、その台の上で悩殺下着姿のオバチャンに
ぐぁっしぐぁっしと身体をこすられた。
もうされるがままだった。
横にされ縦にされうつ伏せにされ足持ち上げられ、
ゴロン、ゴシゴシ、ゴロン、ゴシゴシ...魚河岸のマグロだな。
ワタシは、恥ずかしいを通り越し、頭がかすんできていた。
自意識があると、とてもじゃないがオバチャンの垢スリには耐えられないだろう。
オバチャンはゴシゴシしながら、
「垢イッパイネー」
と嬉しげに話し掛けてくる。
それにしても、ホントにこれでもかってくらいに、垢はゴロゴロ出てくる。
まるで2週間も風呂に入ってない不潔なヤツのようだ。(毎日入ってたけど)
ますます恥ずかしい。

おかげで、「お肌チュルチュルネー」(by悩殺垢スリおばちゃん)だった。
いやはや、韓国ってスゴイ。

あらら、文字数制限。
自由行動の部分はまた気が向いたら書こうっと。

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ってことで韓国旅行の後半。自由行動の巻き。

東大門市場
「東大門市場」トンデムンシジャン。
午後の自由行動の時に地下鉄に乗ったのだが、
どうにもハングルが読めなくて、
そのへんのお兄ちゃんを捕まえて「ここに行きたい」と訴えた。
英語は全然通じなかった。若いから通じるかと思いきや、
そうでもなかった。日本でもそうだしな。

チョゴリ
韓国のデパートはスゴイ。
ここは東大門市場の向かいのデパートだが、
ひとつフロアにはたくさんの店舗がひしめき合っている。
しかも、その1フロアのお店が、みんな同じものを扱っているのだった。
この階にはチョゴリしか売ってない。
カバンの階にはカバンしかないし、金物の階には金物しかなかった。
それぞれの店に店長がいて、
狭い店舗にそれぞれ同じようなものを置いている。
そしてお客の取り合いをしている。
ウチならこれだけまけてやる、あっちの店より絶対安い!!と説得される。
その説得術がスゴイ。
ひたすら熱弁をふるう。ここで買わないなんて、人格を疑うってな勢いだ。
その熱意にはホント胸を打たれるものがある。

薬膳料理
仁寺洞(インサドン)というところが楽しかった。
焼き物を売ってる店がたくさんあった。
そこにある「山村」というお店で薬膳料理をいただいた。
どれもこれも辛い。
お味噌汁があったのだが、これにも唐辛子が入ってるようだ。
韓国の人の元気の源はニンニクと唐辛子だな。
食べ物も人も、とっても刺激的。

そうやって夜も更けてゆき、翌日の帰国となった。
空港までの道すがらも、もちろん稼ぎ時である。
キムチの専門店とやらに押し込められ、
たくさんの元気なオバチャンに「キムチ買え」と説得されるのであった。
そうかそうか、もう勘弁しておくれ。

そうやってスタミナの国・韓国を後にしたが、
またそろそろスタミナ付けに行ってみたいな。
2月は韓国のバーゲンの時期らしい。
買い物するにもいい時期だし、旅費も一番安い時期だな。
すごく寒いだろうけど、ハートはいつもアツアツの韓国。
オススメの旅先。


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